同窓会会長の任期3年間を終了いたしました。
3年間のコロナ禍、学校の教育活動、社会活動が制約されるなかで、同窓会は翻弄の渦のなかにありました。役員会は中止、外部施設での実施を経て、現在6号館同窓会室で行えるようになりました。
総会中止をはじめ、通常の活動ができないなかで、今できること、今後に向けてとり組むこと、同窓会活動の意味を模索し続けました。役員達と不要なものを処分しつつ、本当に必要なことが何かと考え続けました。
同窓会報は中断することなく発行し続け、同時にクリスマスレター発行、クリスマス礼拝の配信などあたらしい取り組みを行いました。今後もその時々にふさわしい、適切な判断が求められます。
私たちは捜真で「捜す」「模索する」姿勢を学びました。その学びがこの苦しい3年間を支えました。母校はこの期間、多くの努力を傾け新しい時代にそった発展を進めています。学校の新たな取り組みに学びつつ、「模索する」姿勢を社会で、家庭で生かし、自らの成長につなげられますように。
新会長東間千鶴子さんは、キリスト教幼児教育に長年携わってこられました。また関西支部長として6年間、本部とのつなぎ役を務めました。卒業生をつなぐ同窓会の活動の要として、その役割を十分に果たしてくださることと思います。
新会長を中心として、役員会を構成するひとりひとりがよき働きができますように、同窓生の皆さまからのお支えをお願いいたします。
阿部美子(高18)
2023年4月29日