花咲く同窓生

多様化する社会の中で「地の塩、世の光」としてたゆみない歩みを続けている卒業生を紹介します。
既に神様のもとに召された方々に対しても、記憶にとどめ、敬意を表したいと思います。
2009年卒業(高61)

米澤 かおり

Yonezawa Kaori
アナウンサー
【略歴】

捜真女学校61回卒。慶應大学法学部政治学科卒業。

2013年 岩手めんこいテレビ就職。

2019年 セント・フォースに所属しフリー転向。

現在「Oha!4 News Live」(日本テレビ午前4時30分~)のニュース担当を務めている。

 

《捜真の思い出》

合唱コンクールを控え、そこかしこに響き渡る歌声。あのきつい〇〇坂も歌いながら上っていたことを思い返すと、当時の自分も含め捜真生はパワフルだと実感します。

 

声の仕事に就くきっかけとなったのは所属していた放送部の活動です。しかし当時描いていた夢は実はバレリーナでした。クラシックバレエの練習を一番に優先して過ごしていたので、アナウンサーとして働いている姿は先生も友人も両親も、そして私自身も想像していませんでした。

「置かれた場所で咲きなさい」―これは在校時何度も耳にした言葉です。この考え方が今の自分を築いているような気がします。思い通りにいかないと腐りそうになる時はこの言葉を思い出し、その時その場所で何ができるかを考えてきました。すると人や環境に恵まれているありがたさに気づけるのです。

当初の夢は叶いませんでしたが、今はアナウンサーとして日々刺激や成長を感じながら楽しく仕事をしています。

 

生徒の皆さんも、今しか味わえない捜真での日々を満喫してください。その日常の中に生きるヒントがあるかもしれません。

 

2023.1.5 公開

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