花咲く同窓生

多様化する社会の中で「地の塩、世の光」としてたゆみない歩みを続けている卒業生を紹介します。
既に神様のもとに召された方々に対しても、記憶にとどめ、敬意を表したいと思います。
1972年卒業(高24)

根岸 厚子

Negishi Atsuko
押し花作家 ボタニックア−ト講師

【略歴】

幼少期から花が好きで、中学から生け花嵯峨御流に入門
捜真卒業後は玉川大学文学部教育学科に進学し、76年卒
1999年 杉野宣雄氏の押し花展で感銘を受け入門
2002年 押し花インストラクター取得
2005年 捜真学院6号館で初めての押し花展開催、教室開業、その後、ネイチャープリント、レカンフラワーの本部講師にもなり、各地で講座を担当、現在はハルメク花ア−ト認定講師としても活動
2019年 父がお世話になったケアマネージャーから勧められ、キャラバンメイトになる
2022年 認知症啓発の絵本をメンバーで作ることになり、温かみがあり、興味も持ってもらえる絵本を創ろうということになり、押し花絵を担当、完成した絵本『あれ?いつもとちがうね』は現在、ロバメイトフェスティバルや認知症サポーター養成講座などで使用されている。

《捜真の思い出》

クリスマス礼拝、イ−スター、花の日、収穫感謝の日などとても印象に残っていますが、日々の礼拝は他者への共感、思いやりなど、その後の人生に影響があったように思います。捜真では様々な個性の人たちの中でも、のんびりとマイペースで過ごせました。当時の友人達は私が教室を始める時に応援してくれたり、展示会を手伝ってくれたりです。未だに何気ない思い出を一緒に積み重ねていける友人と出会えたことに感謝してます。私に与えられたタレントをこれからも生かして、小さな花を咲かせていけたらと思います。

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