捜真ノート

母校に対して誇りに思っていることや、同窓生の経験を分かち合うページです。

バンクーバーだより No.4 (最終回)

夏の恒例イベント、いちご・ブルーベリー・ラズベリー狩りへ

 

 

 最終回は、子育て事情です。子どもたちは、二人ともバンクーバーで生まれました。お出かけ施設は日本のように充実していないので、もっぱらハイキングやキャンプ、海や湖、ファーム、プール、公園遊びです。その分、誕生日会、ハロウィン、クリスマスなどのイベントを大々的に祝います。誕生日会でコミュニティーセンターをレンタルしてクラス全員を招待することもあります!一般的にバンクーバー人は子どもに寛容的。電車やバス、買い物中に子どもが騒いでも視線を感じることはありません。子どもたちは、のびのびと過ごしています。

遊具の充実した大きな公園が多数あります。

海賊船に乗って誕生日パーティー!

 医療費は州による公的医療保険で歯医者、眼医者以外はすべてカバーされます。(歯医者、眼医者は企業が追加的に加入する民間の医療保険で8割出るので2割負担)出産費用は、公的保険と、民間保険で個室の入院費用(夫が一緒に泊まれるようなマットレスも用意されています)を含め全額適用されました。でも、保険の節約のために、大抵一泊から二泊で追い出されることが多いんです!ですから家族や友達のサポートが必須。必然的に夫は、妻の出産のために仕事を休むのが当たり前となります。そして赤ちゃんのお世話に集中できるように少しでも睡眠時間を確保できるようにと教会のおばさまや友人が2週間近く、毎日ご飯を作って届けてくれました。初産の時は、赤ちゃんのことが何もわからず心配でしたが、病院からほっぽり出されても、ファミリードクターとの連携がとれていたり、看護師さんが家に訪問してくれて色々と相談にのってくれました。
 一方、バンクーバーでチャイルドケア探しは大変です。10歳以下の子どもが留守番することすら法律でできないので、一人歩きをさせられません。共稼ぎの多い親たちは、勤務先の理解や親のサポートが必要です。ベビーシッターを探す人も多いです。保育園や学童のスペースも見つけにくく頭が痛かったです。子どもが生まれる前からウェイトリストに名前を載せたり、生まれた当日に登録する親もいます!?さらに親の収入によって補助もでますが、日本の保育園や学童に比べてずっと高額(補助なしの保育園月謝平均は10万円)です。ちなみにバンクーバーの最低賃金は、時給1605円(2022年8月1日現在)なので、物価が高いことも事実です。3カ月近い子どもの学校の休み中も、一週間単位(一日1時間半から7時間)で習い事に申し込みます。スポーツ、音楽、演劇、STEM教育(科学、技術、工学、数学)美術、野外活動、言語など子どもの関心と親のお財布と相談で決めます。日本のような学習塾は少ないですが、子どもの好きなことや得意なことを増やしたり、どんどん深めていく機会を与える親が多いです。

雨の多いバンクーバーの屋内ビーチにて なんちゃってハワイビーチ誕生日会!

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